腰痛の原因
腰痛・肩こりは普段の生活の中で起こることが多く
腰痛は一度なると治りにくく、悪化させないためにも、
早めの対策が必要です。
日常生活でのケアも早めに行なうことが重要です。
腰痛の原因によって治療法や予防法は違います。
腰痛には２つの原因が存在します。
まずは筋肉が原因の腰痛です。
筋肉が原因の腰痛には、筋肉疲労による腰痛と筋力低下による腰痛の2種類があります。
【筋肉疲労による腰痛の原因】
長時間のスポーツによる筋肉疲労
デスクワークや車の運転など同じ姿勢をとり続けることによる筋肉疲労。
筋肉に乳酸などがたまり、筋肉がこわばり、ハリがでてきます。
その他ストレス や寝不足によるもの
足に合わない靴（常に筋肉が緊張した状態のため、疲れやすい。）
【筋力低下による腰痛の原因】
運動不足による筋力低下（背筋より腹筋が弱いと腰痛になりやすい傾向がある。）
体が硬い（体が硬いと身体を動かすときに筋肉への負担が大きい）
その他肥満によるもの
【施術方法】
基本的に筋肉による原因の腰痛には筋を揉みほぐし、
ストレッチによる収縮伸展を促し筋肉の緊張を和らげる方法が効果的です。
【予防方法】
筋肉疲労による腰痛の場合は、ストレッチ、などで筋肉をよくほぐしましょう。
筋肉の緊張がほぐれると疲労物質がたまりにくくなり、筋肉疲労やハリが解消されます。
また、ゆっくりお風呂に入って疲れを解消して腰痛を予防しましょう。
筋力低下による腰痛の場合は、運動不足と肥満を解消しましょう。
肥満になると脂肪が血管を圧迫するため、血行が悪くなります。
ストレッチや体操などの運動をすることで肥満の解消と筋力ＵＰをしましょう。
【血行不良による腰痛の原因】
血行不良による腰痛は、運動不足や肥満が原因で血行が悪くなるために起こる。
筋肉に疲労物質がたまってこわばったままだと、
筋肉が血管を圧迫するので血行が悪くなります。
そのため、血液の流れにのせて疲労物質を取り除くことが難しくなり、
疲労物質がたまったままになってしまいます。
ますます筋肉が硬直してコリがひどくなり、さらには、
血液循環が悪いために冷えを伴う場合もあります。
【施術方法】
血行不良が原因の方には、とにかく血行をよくさせるために、温熱で体を温め
全身の筋肉を動かし、全身の血行を促します。
【予防方法】
血行不良による腰痛には、お風呂で半身浴や遠赤外線サウナなどに
入り、通常時の体内温度を１℃でも上げる事が大切です。
それにより、血行がよくなり、コリや冷えが解消します。
日頃から血行がよくなるような体に良い食生活をすること。
緑黄色野菜を摂る、ビタミン・ミネラルが豊富な食事、
甘いものや脂っぽい食事を避けることなどです。
ちょっとした生活習慣の改善が腰痛予防に役立ちます。
このように筋肉疲労や不良姿勢、筋力低下により血流が悪くなり
筋肉の緊張がひどくなると、筋肉は収縮し骨格までも引っ張り傾いてしまいます。
生まれつきの歪みや、強い衝撃を受けた時を除いては
単体に骨格だけが歪む事はまずありえません。
